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大学生も生命保険に加入すべき?おすすめの保険も紹介

2024.01.22

あこがれの大学生活を目前に控えて、希望に胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
大学に進学するタイミングで生活環境が大きく変わることが多いため、新たなリスクに対する対策もしっかりと講じておきたいところです。

本記事では、大学生でも保険に加入したほうがよい具体的な理由や、おすすめの保険を紹介します。
大学生向けの保険商品も紹介するので、楽しい学生生活を送るためにもぜひご一読ください。

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大学生に保険が必要な理由

はじめに、大学生であっても生命保険に入っておいたほうがよい理由を4つ紹介します。

病気になる可能性があるため

若くて健康なイメージのある大学生ですが、油断は禁物です。
たとえば、記憶に新しい新型コロナウイルス感染症の世界的流行では、若年層の重症化症例も多く、また後遺症に苦しんだのは、決して高齢者ばかりではありませんでした。

もちろん、コロナに限った話ではなく、大学生であっても大病を患うリスクは十分にあります。
特に進学を機に一人暮らしを始めるのであれば、環境の変化から身体を壊してしまう懸念も少なくありません。
また病気にかかった際に看病してくれる人間が近くにおらず、入院せざるを得なくなるケースも考えられます。

このように、大学生になって大きく環境が変わるタイミングだからこそ、保険に加入して、不測の事態にしっかりと備えておく姿勢が大切なのです。

出火リスクや所有物が盗難される可能性があるため

大学進学にともない、夢にまで見た一人暮らしをスタートさせる方も多いことでしょう。

しかし、慣れない自炊が火災を招いてしまうこともありえます。
ご自身の不注意による出火で、大切な家具や家電などを焼失してしまうかもしれません。
さらに、アパート・マンションなどの賃貸物件全体に火が回ってしまった場合は、オーナーから多額の損害賠償を請求されるおそれもないとは言えません。

また、単身生活には、火災以外の危険も潜んでいます。

それは、単身世帯を狙った空き巣の被害です。
留守の時間が長くなる単身世帯は、泥棒の格好のターゲットなのです。
現金や、所有物を盗まれてしまい、泣き寝入りするしかないケースも少なくありません。

一人暮らしを取り巻く、こうしたさまざまなリスクへの備えを講じるためにも保険加入をおすすめします。

他人への賠償が必要になる可能性があるため

通学時や旅行時に事故を起こすリスクも看過できません。
大学進学と合わせて、運転免許を取得する学生の方も多いでしょう。

友人とのプライベートの時間も、大学生活の醍醐味の一つですよね。
ただし、選択肢と活動の範囲が増えれば、それだけ様々なリスクも増すのです。
自身の過失により事故を起こせば、自分自身が死傷するリスクだけでなく、他人や他人の所有物に対する賠償責任を負わされます。

具体的な例としては交通事故です。
過去には、交通事故の加害者になってしまった大学生に、3,000万円以上の高額な賠償責任が課せられた事例もあります。
ちなみに、交通事故を起こす確率がもっとも高いのは、特に運転の経験が浅い20代のドライバーです。
このように、自らの過失によって起こした自動車事故に関わる損害賠償をカバーしてくれるのが任意の自動車保険です。
車・バイクに乗る方は自動車保険への加入を検討しておきましょう。

交通事故に限らず、部活動やアルバイトで、故意でなくとも他人の身体や財産を傷つけてしまうことは意外とあるものです。
それゆえ、上述の自動車保険とは別に、学生生活・日常生活における損害を補償してくれる個人賠償責任保険にもあわせて加入しておくと安心です。

理由はともあれ、他人に怪我を負わせたら、責任を問われます。
そのことをしっかり受けとめ、準備しておくのも大学生に必要な心構えです。

参照元:自転車関連事故に関する高額賠償事例|岡山県交通安全協会

大学生になったら加入を検討したい保険の種類

ここまで、大学生にも保険が必要である理由を説明しました。
ここからは、大学生が加入しておいたほうがよい、保険の種類を5つ紹介します。

ご自身および扶養者の保険加入状況を確認のうえ、カバーできていないものに関してはこれを機に加入を検討してみてはいかがでしょうか。

医療保険

大学へ進学したら、まずは医療保険への加入をおすすめします。

大学進学にともない、親もとを離れて慣れない一人暮らしをしたり、アルバイトと学業を両立したりと、環境の変化でかかるストレスは決して小さなものではありません。
身体を壊したり、事故を起こしたりした場合でも、今までのように頼れる家族がすぐそばにいるとは限りません。
病気や事故で手術や長期入院が必要になれば、かかる医療費もかさみます。

そのような場合に医療保険に加入していれば、これらの費用が保障されるので安心です。

なお、ひと口に医療保険と言っても保険会社が提供するものから、後述する大学生協の生命共済までさまざまな商品が存在します。
それぞれ保障内容や月々の保険料にも違いがあるため、扶養者とよく相談しながら選ぶとよいでしょう。

誰でも病気や怪我をするリスクはありますから、医療保険は最初に検討しておきたい保険の筆頭です。

関連記事:医療保険はいらない?必要・不要な人の特徴や選び方を徹底解説 

賠償責任保険

賠償責任保険への加入も検討しておきたいところです。

賠償責任保険とは、他人に怪我をさせてしまい賠償請求をされた際に、これを保障する保険です。
合格後、学生生協から学生総合共済の学生賠償責任保険の案内を受けた方も多いのではないでしょうか。

商品によっては相手方との示談・交渉を代行してくれるサービスが付帯している場合もあります。
ですから、補償の範囲やサービス内容も吟味しながら検討を進めましょう。

なお、後述する自動車保険(バイク保険含む)は、交通事故における賠償補償に特化しているため、運転以外の学生生活・日常生活における賠償は対象外です。
補償対象が狭い自動車保険とは別途、賠償責任保険に加入しておくと安心です。

なお、ご両親が個人賠償責任保険に加入されていたら、子である学生も補償の対象になる場合があります。
このケースにおいては、学生本人が新たに賠償責任保険へ加入する必要はないので、ご両親に確認を取っておくとよいでしょう。

大学進学を機に人と接触する機会も増えるため、損害賠償保険への加入もぜひ視野に入れてみてください。

火災保険

大学進学にともない、新しく一人暮らしを始められる場合は、火災保険にも加入したほうがよいでしょう。

「火災保険」という名前が付いてはいますが、火災のほかにも、水漏れや盗難などによって家財が損害を受けた場合、これらを補償してくれます。
ご自身の過失で、他者の所有物に損害をもたらした場合も、補償がなされます。

なお、多くの賃貸物件の申し込み時には、火災保険の加入が義務付けられているので、特段の理由がなければ、不動産会社・オーナー指定のものに加入すれば問題ありません。

自動車保険やバイク保険

車やバイクに乗る場合は、自動車保険(バイク保険)にも加入しておくことをおすすめします。

「自賠責保険に入っているのだから、不要なのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、自賠責保険の補償範囲は限定的です。

自賠責保険は、事故の被害者に対する補償のみであり、建物・公共物やご自身の怪我、車体に対する補償は含まれません。
そのため、自動車保険に加入していない場合は、相手方に対する補償以外はすべて自己負担しなければならなくなります。
さらに、補償額の上限も設定されているので、多額の賠償金を請求された場合、保険金だけでは賠償しきれないというおそれもあります。

それゆえ、任意の自動車保険に加入しておくことが大切なのです。
自動車保険であれば、補償額も任意で選べるため、安心できる額を選んでおきたいですね。

生命保険(死亡保険)

生命保険(死亡保険)への加入も、決して早過ぎることはありません。
事実、4割近い大学生が生命保険へ加入しているという調査結果もあります。

生命保険は、ご自身の身に何かあった際に、遺族の生活を支える大切な保険です。
若いみなさんは、「大学生のうちから、加入する意味はあるの」と思われるかもしれません。

しかし、将来的に家庭を持とうと考えているのであれば、早いうちに加入しておいたほうがよいでしょう。
加入時の年齢が早いほど、月々の保険料は安くなるからです。
また、遺族への保障にくわえて、貯蓄の要素を持つ生命保険もあります。

加入を急げばよいものではありませんが、大学生であっても生命保険に加入している人は少なくないですし、これから加入を検討する価値は大いにあると言えるでしょう。

参照元:Woman Excite「大学生におすすめな保険ランキング!口コミが良い保険は?」

関連記事:生命保険とは?役割や種類、加入するメリットやデメリット

関連記事:生命保険に毎月いくら払ってる?世代や家族構成、年収別の平均を解説

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大学生向けの保険制度

ひと口に保険といっても、運営する主体も違えば、保障内容や保険料もさまざまです。
そのため、選択肢を把握したうえで、入念に比較検討して商品を選ぶことが大切です。

最後に、大学生限定の保険制度を4つ紹介します。

学生総合共済

学生総合共済とは、学生向けの共済制度であり、生協によって運営されています。
学生を対象とした保険でありながら、学生の扶養者にもしものことがあった場合も、保険金が支払われるのが特徴です。

なお、学生総合共済の商品は、生命共済と火災共済の2つです。

生命共済は病気や事故などによる怪我の補償に特化しており、入院200日まで日額10,000円の保険金が支払われます。
火災共済は、アパート・マンションにおける火災や漏水、盗難などの被害をカバーします。

学生賠償責任保険

学生賠償責任保険も生協が運営する賠償責任保険です。
学生組合員専用であり、学生生活や日常生活で起こしてしまった事故に対する補償を行います。

他人への損害賠償責任を問われる可能性もゼロではありませんから、加入を検討しておきたいところです。

学生のための総合保険

「学生のための総合保険」は、病気や怪我への備え、賠償責任に対する備え、そして学生の扶養家族に万が一のことがあった際への備えを、すべて同時に行える保険です。

1つの保険で、学生生活で起こりうる不測の事態へのリスクをあらかたカバーした学生向けの“オールインワン”保険と言えます。
保険料も、それぞれの保険に個別に加入するよりもリーズナブルというのがメリットです。
複数の保険への加入手続き・契約の煩雑さ、また保険料を少しでも抑えたい方には有力な選択肢となるでしょう。

医療保険、賠償責任保険、火災保険のいずれにも未加入の場合は、「学生のための総合保険」への加入がおすすめです。

学生教育研究災害傷害保険

学生教育研究災害傷害保険は、日本国際教育支援協会が運営する、学生向けの傷害保険です。
万が一本人が傷害を受けた場合、医療保険金、入院加算金、後遺障害保険金、死亡保険金が支払われます。

ご自身の身に何かあったときのことを考えて、検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事:生命保険は何歳から何歳までに加入する?世代別の割合について解説

大学生も保険に入ることでさまざまなリスクへ備えられる

いかがでしたでしょうか。
今回は、「大学生も保険に入ったほうがいいの?」という疑問にお答えしました。

大学生であっても病気や怪我のリスクがないとは言えません。
くわえて、事故による賠償責任や、火事や漏水、盗難によって家財が被害を受けるケースも想定されます。
それゆえ、大学生も医療保険や損害賠償保険、火災保険などに加入しておくと安心です。

なお、学生の方限定の保険としては学生総合共済や、「学生のための総合保険」などがあります。

ほけんスマイルでは、生命保険や損害保険など、大学生のみなさまに向けた保険商品も多数ご用意しております。
初めての保険で迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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